はじめに:PC構成に迷ってる人、集まれ!
こんにちは!ゆきんこです!
初心者向けの自作PC解説第三弾になりました!
前回の記事はこちら

「自作PC作りたいけど、結局どのパーツにいくらかけたらいいの?」
「予算10万円でゲームできる?20万あれば何が変わるの?」
──その疑問、今日まとめて解決します。
今回は、予算別(10万・15万・20万)のコスパ最強構成を、ゆきんこが真剣に考えました。
初心者でも安心なパーツ選定+将来性ありな構成にしてるので、ぜひ参考にしてみて!
こんな感じになりました!
| パーツ | 10万円 | 15万円 | 20万円 |
|---|---|---|---|
| CPU | Ryzen7 5700X | Ryzen7 5700X Intel Core i5-14400F | Ryzen 7 7700 |
| グラボ | GeForce RTX4060 | Radeon RX7800TX GeForce RTX5060Ti | Radeon RX7800TX GeForce RTX5060Ti |
| メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB | DDR5-5600 32GB |
| ストレージ | SSD 512GB | SSD 1TB | SSD 1TB |
| マザボ | A520 | B760M B550 | MSI PRO B650M-B |
| 電源 | MSI MAG A650BNL | MSI MAG A650BNL | 750W 80PLUS Gold |
| ケース | Versa H17 | お好みで! | お好みで! |
予算別に見るPC構成の考え方

| 予算 | 構成の方向性 | 特徴 |
|---|---|---|
| 10万円 | 「最低限だけど快適」 | フルHDゲーミングに必要な十分な性能を死守 |
| 15万円 | 「ちょい盛り構成」 | 高画質・配信・動画編集も視野に入る |
| 20万円 | 「全部盛りフルスペック」 | WQHDゲーミング・将来のアップグレードも安心 |
まずは、予算別にできることの目安はこんな感じです。
これを目安にしつつ、たとえばゲーム用ならグラボ(GPU)をワンランク上げてみたり、クリエイティブならメモリやストレージをちょっといいものに交換する。
といったようにカスタマイズしていきます。
【10万円構成】フルHD入門セット(とにかく安く戦える)

🎯コンセプト:初めての自作PC。10万円でどこまでゲームができるのか?
「初めての自作PC。10万円でどこまでゲームができるのか?」に答える構成。
| パーツ | 型番・スペック | 金額 | リンク |
|---|---|---|---|
| CPU | Ryzen7 5700X | ¥25,980 | https://shop.tsukumo.co.jp/goods/0401549620016/ |
| RAM | CFD販売 CFD Standard デスクトップ用 メモリ DDR4 3200 (PC4-25600) 16GB×2枚 | ¥6,136 | https://amzn.to/4jREjhQ |
| マザーボード | ASUS PRIME A520M-K | ¥4,980 | https://amzn.to/42NRFVx |
| GPU | GeForce RTX4060 | ¥46,000 | https://amzn.to/3RB4VrB |
| SSD | シリコンパワー SSD 512GB | ¥5,780 | https://amzn.to/42Rrf5g |
| 電源 | MSI MAG A650BNL | ¥6,527 | https://amzn.to/3GoXiCf |
| ケース | Versa H17 | ¥3,509 | https://amzn.to/42Q9Mua |
| 合計 | ¥98,912 |
合計:約98,000円(税込・送料込)※金額は記事執筆時(5/11)のものです。
💬補足:
- 意外とこのクラスのパーツはAmazonが一番安く変えることが多いのでオススメ◎
- グラボはフルHDなら超余裕/DLSS対応のRTX4060をギリギリ搭載できそう!
- 目安としてはAPEX150FPS(フルHD低設定)モンハンワイルズ60FPS(フルHD通常設定)!
- もう少し余裕があるならSSDを1TBにするかマザーボードをB550チップセットに変更するべし!
詳しくはこちらの記事で解説しています!


ぶっちゃけ、このクラスでもほぼ困ることなく戦える!!
【15万円構成】安定感と拡張性を両立した“本気”PC


🎯コンセプト:「本気でゲームしたいけど、無理はできない」層のための安定構成。
「本気でゲームしたいけど、無理はできない」層のための安定構成。
将来のアップグレードにも強く、最も人気な価格帯。
| パーツ | 型番・スペック | 金額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| CPU | Intel Core i5-14400F Ryzen7 5700X | 22,222円 25,980円 | 10コア16スレッド/超安定性能 |
| GPU | Radeon RX7800TX GeForce RTX5060Ti | 約73,000円 | フルHDなら超余裕/DLSS対応 |
| メモリ | DDR4-3200 16GB(8GB×2) | 5,836円 | ゲーム+配信もOK |
| ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD | 8,780円 | 快適・爆速。容量も余裕 |
| マザーボード | B760M-A DDR4 B550M Pro RS | 13,000円 12,355円 | 必要機能は一通りあり |
| 電源 | MSI MAG A650BNL 80 PLUS BRONZE | 7,387円 | 4060でも余裕を持たせて安心 |
| ケース | 約12,000円 | お好みで! | |
| 合計 | 約142,225円 |
合計:約135,000〜155,000円(セール品活用で調整可)
💬補足:
- この価格帯なら妥協ゼロでも組める
- YouTube配信・Apex/Fortnite高設定・動画編集まで余裕。もちろんモンハンワイルズも!
- 将来的にRTX 50番台や32GBメモリに換装してもOK
- グラボのランクを落として残りの金額で、CPUとマザボを最新世代(Core ultra/Ryzen7000番台以上)に交換するのもあり
- CPUクーラーはCPU付属のものでOK
- CPUとマザーボードは10万円のものと同じものを使用してもOK



CPUとマザボを最新世代(Core ultra/Ryzen7000番台以上)に交換すると、将来の拡張性が広がります(15万円で収まらないかもだけど・・・)
【20万円構成】“全部盛り”で後悔ゼロのプレミアム機


🎯コンセプト:「PCは一度きりの大投資。失敗したくない」あなたへ。
「PCは一度きりの大投資。失敗したくない」あなたへ。
現代ゲーマーの“全部やりたい”を叶えるバランス構成。
| パーツ | 型番・スペック | 金額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 7700(8C16T) | 55,751円 | 動画編集・配信・ゲーム全部OK |
| GPU | Radeon RX7800TX GeForce RTX5060Ti | 約73,000円 | WQHDゲーミングも余裕 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16×2) | 10,580円 | 未来まで戦える最強メモリ |
| ストレージ | 1TB M.2 Gen4 SSD | 8,780円 | 爆速+保存もたっぷり |
| マザーボード | MSI PRO B650M-B | 13,988円 | DDR5対応+将来性あり |
| 電源 | 750W 80PLUS Gold | 13,375円 | 高耐久+静音重視 |
| ケース | 約12,000円 | お好みで! | |
| 合計 | 約187,474円 |
合計:約185,000〜200,000円
💬補足:
- PCゲームだけでなく、配信・動画編集なども視野に入れた構成
- 15万円のPCと比べてCPU性能と拡張性、将来のパーツ更新の可能性で差をつける
- 下手に安いBTOより見た目も中身も勝てる構成
いかがでしょうか!OS込みで約20万円に何とか収まりました。
構成を選ぶときの注意点5つ


- グラボに金をかけろ!
ゲーム性能はほぼGPUで決まる。ケチると絶対後悔する。 - CPUとマザボの“ソケット”を合わせること
LGA1700とかAM5とか。間違えると物理的に刺さらない。 - 電源はケチるな。安物は他パーツを巻き込んで壊れる。
将来グラボを強化したいなら、最初から余裕を持った電源を! - PCケースとマザーボード、GPUの相性に注意!
ケースの販売ページには適合するサイズの表記があります。注意して購入しましょう! - メモリとマザボの相性に注意!
DDR4とDDR5は互換性がない!!



今回ご紹介した3モデルはどれを選んでもPCゲームを快適にできる性能を秘めています。
ケース選びの注意ポイント
今回の紹介ではケースを「お好みで!」にしている部分もあるので、ケースの選び方について補足します。


基本的にマザーボードには大・中・小の3つのサイズがあります。
それぞれ、ATX・Micro ATX・Mini ITXと呼ばれます。
今回のケースはMicro ATX・Mini ITXに対応していると説明欄に書いてあります。要は中と小のマザーボードが入るということです。
基本的に大きなケース(例えばATX用)には小さなマザーボード(Micro ATX・Mini ITX)は入ります。



今回紹介したマザーボードはすべてMicro ATXです!


ケースには対応する最大のGPUの大きさの記載があります。
小さなケースには大きなGPU(特に3連ファンモデル)が入らない可能性があるため注意してください。
このケースの場合、340㎜まで入るようです。




例えばこのグラフィックボードは長さが357.6mmになっているため入りません!



大きいグラボってあこがれるけど、拡張性は小さいグラボのほうが高い


電源には大きく分けてATX電源とSFX電源があります。
SFXのほうは少し小型になっています。
極端に小さなケースだとSFX電源しか取り付けられないことがあるため注意しましょう!
今回のケースは問題なくATX電源が取り付けられそうです!
おわりに:「最強構成」は“今の自分”にとってのベストでOK
20万の構成が最強に見えるかもしれないけど、
一番大事なのは「自分にとって無理のない範囲で最適な構成を組むこと」。
10万構成でも、きちんと考えて作ればめちゃくちゃ快適にゲームできるし、
15万あれば万人向けの安定スペック、
20万なら一切の妥協なしってだけの話。
みんなも自分に合った構成を考えてみてね。
以上ゆきんこでした!






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