社会人になって初めての給料、皆さんは何に使いますか?
ゆきんこはずっと、「初任給で、自分だけのゲーミングPCを作りたい!」って思ってました。
特に、最近話題になっている3Dゲーム『モンハンワイルズ』を、サクサク快適にプレイしたい!!
でも、ゲーミングPCってすごく高いイメージがありますよね。
しかも最近は、円安や物価上昇の影響で、PCパーツの価格もどんどん上がっています。
そんな中でも、頑張ってパーツを選べば、10万円以内でワイルズが遊べるゲーミングPCを組むことは可能なんです!
この記事では、初任給の10万円で組める、ワイルズ対応のコスパ最強ゲーミングPCを紹介します!
初めて自作にチャレンジしてみたい人や、限られた予算でゲームを楽しみたい人の参考になったらうれしいです。

ちなみに、ゆきんこは今社会人2年目です。
モンスターハンターワイルズ 推奨スペック


以下は、モンスターハンター ワイルズ(Monster Hunter Wilds)のPC版における公式の推奨スペックと最低動作環境です。
執筆時点での情報なので、変更される可能性があります。最新の情報は公式サイトをご覧ください。
🖥️ モンハンワイルズのPC推奨スペック(1080p・中設定・60fps)
| 項目 | 推奨スペック(1080p・中設定・60fps) |
|---|---|
| OS | Windows 10 / 11(64bit) |
| CPU | Intel Core i5-10400 Intel Core i3-12100 AMD Ryzen 5 3600 |
| メモリ | 16GB |
| GPU | GeForce RTX 2060 Super(VRAM 8GB) Radeon RX 6600(VRAM 8GB) |
| ストレージ | SSD 140GB以上 |
| その他 | グラフィック「中」設定で、1080p/60fps(フレーム生成使用)でのプレイが可能 |
※フレーム生成技術(DLSS 3やFSR 3など)を使用することで、60fpsの動作が可能となっています。
💡 最低動作スペック(1080p・低設定・30fps)
| 項目 | 最低スペック(1080p・低設定・30fps) |
|---|---|
| OS | Windows 10 / 11(64bit) |
| CPU | Intel Core i5-10400 Intel Core i3-12100 AMD Ryzen 5 3600 |
| メモリ | 16GB |
| GPU | GeForce GTX 1660(VRAM 6GB) Radeon RX 5500 XT(VRAM 8GB) |
| ストレージ | SSD 140GB以上 |
| その他 | グラフィック「最低」設定で、1080p(アップスケール使用、ネイティブ解像度720p)/30fpsでのプレイが可能 |
※どちらもフレーム生成技術(DLSSやFSRなど)を使用することが前提になっています。
今回はこちらの推奨スペックよりも高性能ですので、フルHD(1080p)でしたら問題なく快適に遊べるかと思います。
◆ 10万円でワイルズを遊びたい!ゆきんこのPCパーツ構成紹介
ここからは、実際に選んだパーツを紹介していきます。
「性能」と「コスパ」をバランスよく考えて、ワイルズもサクサク動かせる構成を目指しました!
推奨環境はもちろん、「高」環境にも迫るほどの構成で組むことができました。
| 型番 | 金額 | URL | |
| CPU | Ryzen7 5700X | ¥25,980 | https://shop.tsukumo.co.jp/goods/0401549620016/ |
| RAM | CFD販売 CFD Standard デスクトップ用 メモリ DDR4 3200 (PC4-25600) 16GB×2枚 | ¥6,136 | https://amzn.to/4jREjhQ |
| マザーボード | ASUS PRIME A520M-K | ¥4,980 | https://amzn.to/42NRFVx |
| GPU | GeForce RTX4060 | ¥46,000 | https://amzn.to/3RB4VrB |
| SSD | シリコンパワー SSD 512GB | ¥5,780 | https://amzn.to/42Rrf5g |
| 電源 | MSI MAG A650BNL | ¥6,527 | https://amzn.to/3GoXiCf |
| ケース | Versa H17 | ¥3,509 | https://amzn.to/42Q9Mua |
| 合計 | ¥98,912 |
個人的にビックリしたのは、最安のパーツを探していろいろなサイトを見て回ったのですが、ツクモやドスパラのような専門店よりも、Amazonのほうが安いパーツが多かったです。。
今回は、CPUだけツクモのリンクになっています。Amazonでも数百円ほどしか変わらないので、全部Amazonで購入してもいいかもです。
それぞれのパーツについて詳しく紹介していきます。
■ CPU:AMD Ryzen 7 5700X


👉 価格:約25,980円
ゲーミング性能もマルチタスク性能もバッチリな8コア16スレッドCPU!
最近は値下がりしてきて、コスパがめちゃくちゃ高くなっています。
ワイルズみたいな重めの3Dゲームでも安心して使えるパワーがあります。
ワイルズ推奨スペックAMD Ryzen 5 3600はもちろん、現在発売されているほぼすべてのゲームを快適にプレイできるCPUとなっています。



現状、ワイルズはトップクラスに重たいゲームなので、ワイルズが快適にプレイ出来たらほかのゲームも大丈夫。。
■ メモリ(RAM):CFD販売 Standard DDR4-3200 16GB×2枚(32GB)


👉 価格:約6,136円
ワイルズ推奨スペックでは16GB以上が推奨されていますが、ここは余裕を持って32GBに!
最近のゲームはメモリ使用量もどんどん増えてきているので、多めに積んでおくと長く快適に遊べます。
ちなみに32GB積んでおけば普通の動画編集くらいならサクサクです。
このメモリ、安いのにしっかり3200 MHzで動作しますし、メモリで多い相性問題への補償もあるので初心者の方でも安心して購入することができます。
今回はマザーボードがDDR4のものなので、DDR4を選びました。
最新のDDR5メモリとは互換性がないため注意してください!



私の予想が正しければ、ワイルズで16GBはちょっと足りない気がします。やはり32GB積んでおけば安心です。
■ マザーボード:ASUS PRIME A520M-K


👉 価格:約4,980円
CPU、メモリと10万円にしてはいいものを選んできましたが、その代わりにマザーボードは犠牲になりました。
コスパ重視というと聞こえはいいですが、妥協のA520チップセットのマザーを選びました。
必要最低限の機能はしっかりしているので、Ryzen 7 5700Xとの組み合わせでも問題なし。
とにかくコスパ重視でいきたい人におすすめです。
基本的にAMDのマザーボードにはAから始まる廉価グレード、Bから始まる基本モデル、Xから始まる最上位モデルがありますが、今回はA520なので廉価グレードです。
余裕があればB550のモデルを選んでおくといいかもしれません。



B550のものは、拡張性などでA520と違いが出てきます。
とはいえ、B520でも問題なく動作するので、お金がない場合は無理して上位モデルを買う必要はないと思います。
グラフィックボード(GPU):GeForce RTX 4060


👉 価格:約46,000円
今回の主役です!
RTX 4060はワイルズ推奨スペックを余裕でクリアできる実力派。
レイトレONでも設定を調整すれば、60fps以上で安定プレイできるはず!
価格も少し前と比べれば落ち着いてきて、5万円を切るくらいになっています。
ほかのおすすめで言うならRadeon RX7600XTなどでしょうか。
4060とほぼ同じ性能で価格も似ています。
さらに値段を落とすとRadeon RX7600でもワイルズなら問題なくプレイできるかと思います。
これなら4万円を切る価格になっていますので、コスパ重視ならありかもしれませんね。
ちなみにRTX4050などもありますが、基本的に末尾が50のものは3Dゲームには向かないと考えていいと思います。
選ばないようにしましょう。



個人的にはRX7600を選ぶくらいならCPUをRyzen5 5500などに少し落として、RTX3060か、RX7600XTを買うのがおすすめです!
■ ストレージ(SSD):シリコンパワー 512GB


👉 価格:約5,780円
SSDもマザーボードと同じく犠牲になりました。
選んだのはシリコンパワーの512GB。
モンハンワイルズくらいしか遊ばないなら問題ありませんが、最近のゲームは余裕で100GBくらいあるので、足りなくなるかもしれません。
もちろん後から増設もできますが、めんどうなのでお金に余裕があるなら1TBのものを購入するのを強くおススメします。
とはいえ、心配なのは容量くらいでNVMe接続のM.2SSDですし、普通に使う分には問題ないかと思います。
容量が足りなくなってきたなら、追加で3TBくらいのHDDを購入して普段遊ばないゲームをそっちに入れておけばいいのではとも思いますね。



今回選んだマザーボードはM.2の端子が一つしかないので、増設するときはSATA接続のものを増設することになります。
■ 電源:玄人志向 STANDARDシリーズ 80Plus 600W ATX電源


👉 価格:約6,527円
電源は安かったのでこれにしました。
一応600Wはあるので、今回の構成なら十分に余裕があると思います。
怪しい中華メーカーではなく、玄人志向なので保証もしっかり3年ついておりオススメです。
■ PCケース:Thermaltake Versa H17


👉 価格:約3,509円
ケースは見た目を左右する重要パーツです。
今回はコスパ重視ということで見た目は気にしていないので、中身が見えないタイプがスモークガラスのものを選ぶといいと思います。
今回選んだVersa H17は安いのもそうですが、最初からファンが1基ついているようですし、さらにやばいのが前面のUSBが3発もあるんですよ。


これめちゃくちゃ重要です。
高いケースでも1つだけだったりするので、この価格でこれはさすがにコスパ爆発しています。
さらに安心のサーマルテイク製ということでレビューも非常に高い商品になっています。



これより安いケースもあるにはあると思いますが、ファンがなくて結局追加で購入しなきゃダメとかあるので注意してください!!
◆ パーツ小計:約100,367円(税込)
ちょっとだけ10万円をオーバーしちゃったけど、性能的には大満足!
セールやキャンペーンを狙えば、10万円以内に抑えることも十分可能だと思います♪
ちなみに、CPUクーラーはCPUに付属している純正品を使います。
インテル付属のものはヒートシンクに毛が生えたくらいの性能しかありませんが、AMD Ryzen の場合は普通に使えるクーラーがついてきます。
■ このPC構成でワイルズはどれくらい快適に動く?


今回組んだパーツたちは、モンハンワイルズの推奨スペックをしっかりクリアしています!
まず、CPUはRyzen 7 5700X。
公式推奨にあるRyzen 5 3600Xや5500よりも、さらに上の性能を持っているので、マルチタスクや重たい処理もサクサクです。
そして、グラフィックボードにはGeForce RTX 4060をチョイス。
こちらも公式が推奨しているGPUそのもので、フルHD(1920×1080)・中設定・60fpsを安定して狙えるパワーがあります!
もちろん、メモリもたっぷり32GB搭載しているので、ゲーム中にメモリ不足でカクカク…なんて心配もありません。
さらに、RTX 4060には最新のDLSS 3(フレーム生成)機能も搭載されています!
これをONにすれば、さらにフレームレートが伸びて、よりなめらかにワイルズを楽しめちゃうんです✨
つまりこの構成なら、
- 【中設定】で【フルHD60fps】を安定プレイ
- 【高設定】でも【少し調整すれば60fps前後】
- 【DLSS ON】でさらに快適に!
みたいな感じで、予算10万円なのにめちゃくちゃコスパ良くワイルズが遊べるPCに仕上がります!
初めての自作PCにもぴったりな構成なので、
「初任給でゲーミングPCデビューしたい!」って人にも本当におすすめです♪
■ もう少し予算に余裕があるなら?
今回紹介した構成でも、モンハンワイルズを十分楽しめるんだけど、
「もうちょっとだけ性能を上げたい!」とか「できれば長く使いたい!」って思った人には、こんなグレードアップもおすすめです!
💡 マザーボードをアップグレード
→ B550チップセットにアップグレードする!
パーツ紹介の部分でも触れましたが、今回はA520のマザーボードになっています。
A520の中でも最廉価のものなので、M.2 SSDを一枚しかさせなかったり、ファンの端子やLED端子が少なかったりと不安が残ります。プラス5,000~6,000円ほどでB550のマザーボードを購入することができるので余裕があるならまずオススメです。
💡 SSDを1TBにする
→ 長く使うなら、最初から【1TB SSD】にしておくと安心!
ワイルズはデータ容量が大きいから、他のゲームも一緒に遊びたい人はストレージに余裕を持たせると快適です♪
もしくは今回のSSD+3TBほどのHDDを追加してもいいかもしれません。
今回のマザボはM.2が1本しかさせないので、少し工夫が必要かもしれませんね。
GPUをもう一段階上げる
→ 【GeForce RTX 4070】にする!
予算が許すなら、グラボをRTX 4070やRX7800XTなどにパワーアップするのもアリです。
RX7800XTはワイルズの最高設定の推奨グラボでもあるので、最高設定でも60fps以上狙えるスペックがあります。
さらに美しい映像でワイルズの世界を楽しみたいならおすすめです!
■ まとめ
今回は、社会人になったばかりの方が、初任給で組むために考えた、
10万円以内でモンハンワイルズがサクサク遊べるゲーミングPCを紹介しました!
最近はPCパーツの価格が高くなっていて、
「ゲーミングPCって高嶺の花かも…」って思っちゃうこともあるけど、
しっかりパーツを選べば、10万円でもしっかり最新ゲームに対応できるPCが作れるんです✨
もちろん、もうちょっと予算に余裕があるなら、
CPUやグラボをアップグレードして、さらに快適な環境を目指すのもアリ!
自作PCは、世界にひとつだけの「自分だけの最強マシン」を作れる、すっごく楽しい趣味です。
もしこの記事を読んで、
「私もやってみたい!」って思ってもらえたら、ゆきんこはとってもうれしいです!
これからも、コスパ重視で楽しくPCゲームを楽しめる情報を発信していくので、
ぜひまたブログに遊びにきてくださいね🌸


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