はじめに:パーツの名前が呪文にしか見えない君へ
CPU、マザボ、グラボ、電源、メモリ…
自作PCを始めようと思ったとき、一番最初にぶつかる壁。それが**「パーツの名前と役割がわからん問題」**。
でも大丈夫。この記事を読めば、
**「このパーツはなにをするものなのか」**がスッと頭に入るはず。
今回は、2025年最新版の情報で、自作PCに必要なパーツを完全解説します!
自作PCに必要なパーツ一覧【まずは全体像】

まずは必要なパーツをざっくり一覧で紹介👇
| パーツ名 | 役割 |
|---|---|
| CPU | 細かくて正確さが求められる計算 |
| マザーボード(マザボ) | すべてのパーツをつなぐ |
| メモリ(RAM) | パソコンの作業スペース・机の広さ |
| ストレージ(SSD/HDD) | データの保管庫 |
| GPU(グラボ) | 映像処理や大量の大雑把な計算を担当する |
| 電源ユニット(PSU) | 電力供給の心臓部 |
| PCケース | パーツの家/外装 |
| CPUクーラー | 冷却装置 |
| OS(Windows) | パソコンを動かす基本ソフト |
| モニター・周辺機器 | 実際に操作するための外部機 |
そのほかに必要なもの
〇プラスドライバー
〇精密ドライパー(プラス)

CPUは脳みそ。マザーボードは神経とか言われたりするね
パーツ1:CPU(脳みそ)


代表例:Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 など
- パソコン全体の処理能力に関わる最重要パーツ
- ゲームも動画編集も、CPU性能が低いと処理が遅くなる
- ゲーム用途ならIntel第12世代以上のi5かi7 or Ryzen5か7の7000番台以降が無難
🔧ポイント:
・「世代」が新しいほど性能も高い
・IntelとAMDはどちらでもOK(対応マザボに注意)



昔はインテル一強だったけど、最近はAMD(Ryzen)がノリノリになってる
パーツ2:マザーボード(マザボ)
代表例:ASUS、MSI、ASRockなどの製品
- 全パーツを物理的に接続する基盤
- 「CPUソケット」と「チップセット」に注意
🔧ポイント:
・CPUに対応したソケット(例:LGA1700、AM5)を選ぶ
・Wi-FiやBluetooth搭載モデルもある
CPUの世代ごとに対応するマザボが違うので注意!
大体はメーカーのホームページに対応するCPUの記載があります。
パーツ3:メモリ(RAM)
代表例:DDR4 〇〇GB / DDR5 〇〇GB
- 「作業スペース」=同時にいくつの処理ができるかに関係
- 少なすぎると、ゲームがカクつく or 起動が遅い
- マザーボードによって対応する世代(DDR4、DDR5)が違う。互換性がないため注意
ちなみにDDR4 3200とかの3200部分は最大クロック数。
この数字が大きいほど処理も早くなる。
とはいえ、このクロックが大きいからと言って体感できる下がるかというとうーんって感じ。
それよりも容量(GB)のほうが大事。容量が足りなくなるとPCが一気に不安定になってしまう。
🔧ポイント:
・ゲーミングなら最低16GB、理想は32GB
・2025年はDDR5が主流だが、コスパはDDR4も根強い(安いマザボは大体DDR4)
パーツ4:ストレージ(SSD/HDD)
代表例:M.2 SSD(NVMe)、SATA SSD、HDD
- ゲームのロード時間、PC起動速度に直結
- 今はSSD一択。HDDは容量目的ならアリ
🔧ポイント:
・M.2 NVMe SSDが爆速かつ接続が簡単でおすすめ
・容量は500GB〜1TBが定番
・あとから増設もできるためお金がないなら無理しなくても大丈夫
パーツ5:GPU(グラフィックボード)


代表例:NVIDIA GeForce RTX / AMD Radeon RX 7600
- ゲームや映像処理に特化したパーツ。性能差が超でかい
- 最新のゲームはGPU依存率が高い
🔧ポイント:
・FPSや3Dゲームなら、最低RTX 3060〜推奨RTX 4060以上 RadeonならRX7600くらいは欲しいところ
・動画編集・配信にも重要



💥グラボに予算を割くのは“正義”!
パーツ6:電源ユニット(PSU)
代表例:650W〜750W / 80PLUS認証付き
- 全パーツに電力を供給する超重要パーツ
- 安物を使うと壊れるだけでなく、他パーツまで巻き込む
- レビューを見ながらトラブルが少なそうなものを選ぼう
Amazon で買える玄人志向のものはコスパよくておすすめです。
🔧ポイント:
・ワット数は構成に応じて決定(一般的には650〜750W)
・80PLUS認証付きを選ぼう(安定・省電力)
パーツ7:PCケース
代表例:NZXT、Fractal Design、Thermaltakeなど
- 見た目・冷却・サイズに直結
- 配線のしやすさや拡張性もここで決まる
- 満足度に直結するパーツ
個人的には自作PCで一番楽しい
🔧ポイント:
・ミドルタワーが万能
・エアフロー(空気の流れ)がいいケースを選ぶ
・光らせたいならRGB対応も要チェック!
パーツ8:CPUクーラー
代表例:空冷(虎徹)/簡易水冷(NZXT Krakenなど)
- CPUの発熱を抑える冷却装置
- 純正(リテール)でもOKだが、静音や性能を求めるなら別途購入
- お金がないなら後回しにするのがおすすめ
🔧ポイント:
・予算に余裕があれば簡易水冷が静か&見た目も映える
・初心者は空冷からでも全然OK!
パーツ9:OS(Windows)
- パソコンを動かすために必要なソフト
- Windows 11が主流
個人的にはパッケージ版を買って、Microsoft公式からUSBメモリなどにWindowsをインストール。
パッケージ版のシリアルコードでログインのながれをがおすすめです。
もちろんパッケージ版のなかのUSBを挿しても大丈夫
🔧ポイント:
・DSP版 or USB版を購入する
・BTOや中古PCのプロダクトキー流用はNG!
パーツ10:周辺機器(モニター・キーボード・マウスなど)
- 意外と忘れがちだけど必須!
- モニターはリフレッシュレート(144Hzなど)に注目
🔧ポイント:
・ゲーム目的なら144Hz以上&応答速度1msが快適
・キーボードはメカニカル、マウスは無線軽量が人気



パソコン本体+3~5万くらいを見積もっておけば大丈夫
よくある質問:Wi-Fiってどうするの?
- マザーボードにWi-Fi内蔵ならOK
- なければUSBタイプの子機や拡張カードで対応可能
おわりに:構成の自由さこそ、自作の楽しさ
こうして見ていくと、自作PCって**けっこうパーツ多いな…**って感じるかもしれない。
でも逆に言えば、それだけ「自分のこだわりを詰め込める」ってこと。
スペック、見た目、価格、静音性…
何を優先するかは全部あなた次第。
次回予告:「予算10万円〜20万円で構成する最強コスパPC」
次回は、実際の構成例を紹介します!
- 10万円ならどこまでいける?
- 15万でミドルクラス?
- 20万で最高のゲーミングPCが作れる?
そんな疑問に答えるガチ構成例、公開しちゃいます!






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